東京国際フォーラム撮影と設計図が見れる『マル秘展』

東京国際フォーラムについて

本日は有楽町にある東京国際フォーラムの撮影をしてきました。
また、別の日に偶然にも、この建物の設計図と構想段階の資料を拝見できる機会がありましたので、後半に触れたいと思います。

国際フォーラムといえば、美術館やコンサートなどが行われるコンベンションセンターなのですが、特に外見が未来的なデザインな為、建物自体が見ごたえのある物件となっております!

東京国際フォーラムの撮影(昼)

最上階の7階から照らされる自然光は地下フロアまで届く設計になっているようです。
反射する明かりがとても綺麗です。

太陽光が多少遮られても、落ち着いたコントラストになります。

東京国際フォーラムの撮影(夜)

こちらの建物は、時間が経つごとに、建物内の色味は変化していきますが、特に夜に関しては、大きく様変わりします!

最上階の建物端からの光景

最上階の柱から

1階入り口付近の光の道

このように、建物周辺のレイアウトも未来都市のような装飾で見ごたえがあります。

マル秘展(美術展)| 東京国際フォーラムの設計図

今回は東京国際フォーラムのお写真だけを掲載予定でしたが、最後に別日にお邪魔しました展覧会にて、こちらの建物の設計図を拝見できましたので紹介したいと思います。

現在、六本木にある21_21 DESIGN SITEでは『㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画』という展覧会が開かており、その設計図が拝見できます。

この展覧会では、本来は非公開となる有名どころの建物やロゴなどの意匠を開発された『デザインの巨匠達』の仕事風景や、完成品に至るまでの原画の実物が見れるのです!

以下は、東京国際フォーラムの照明設計士である面出薫氏の設計図となります。
(※展覧会では珍しく但し書きがあり「撮影許可」&写真を「シェア」して良いそうです。太っ腹・・・。)

東京国際フォーラムの設計段階の原画

↑おわかりでしょうか?前述した写真の「光るタイルの道」が上記の資料から見て取れます。
このような形で初期段階の原画で、利用者を魅了する仕掛けが構想されていたようです。

㊙展は、実物との対比で観ていくと、より一層楽しめます。

東京国際フォーラムの設計段階の原画2

詳細なインタビューはこちら。

とても貴重な資料の数々。

この展覧会では、東京国際フォーラムだけでなく、高輪ゲートウェイであったり、ベネッセやメルカリのロゴであったり、意匠に関する素晴らしい作品を作り上げたデザイナーの方の設計方法などを拝見することができます。

高輪ゲートウェイ駅の屋根の試作品

設計方法には色々な理論や考え方があると思うのですが、デザイナーさんによって十人十色の様々な手法で、利用者のために綿密な設計がされており、システム屋の自分がみていても大変勉強になります。

これらの建物を見ても感じることですが、どの作品も一人の力ではなく、多種多様な分野のプロフェッショナルの技術が組み合わさって、形成されていることが解ります。

こちらの展覧会ですが、1200円と手ごろな価格で見学できるのでお勧めなイベントです。
※9月22日(火)まで開催中なので要注意。
(※いろんな参加者の方が、ネット上で写真を公開されているので、そちらも参考に。)

以上、現場からのレポートでした。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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